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テキスト処理ライブラリ

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テキスト処理ライブラリは、テキストを扱うためのコンポーネントを含みます。

目次

[編集] ローカライゼーションライブラリ

ヘッダー <locale><clocale> は、文字分類や文字列の照合、数値、通貨、日時の書式設定と解析、そしてメッセージ取得のための国際化サポートを提供します。

[編集] 正規表現ライブラリ (C++11以降)

ヘッダー <regex> は、文字列内でのパターンマッチングを実行するために使用されるミニ言語の一種である正規表現を表すクラスを提供します。

[編集] フォーマットライブラリ (C++20以降)

ヘッダー <format> は、printf系の関数に代わるもので、既存のC++ I/Oストリームライブラリを補完することを目的とした、型安全で拡張可能な文字列フォーマット機能を提供します。

[編集] ヌル終端シーケンスユーティリティ

ヌル終端文字シーケンス (NTCTS) とは、ヌル文字(値初期化後の値)で終端された文字のシーケンスです。

文字列ライブラリは、そのようなシーケンスを作成、検査、変更するための関数を提供します。

[編集] プリミティブな数値変換 (C++17以降)

C++ I/Oライブラリ、C I/Oライブラリ、C++文字列変換、およびC文字列変換によって提供される洗練されたロケール依存のパーサーとフォーマッターに加えて、ヘッダー<charconv>は、算術型のための軽量で、ロケールに依存せず、メモリ確保を行わず、例外をスローしないパーサーとフォーマッターを提供します。

ヘッダー <charconv> で定義
(C++17)
整数値または浮動小数点数値を文字シーケンスに変換する
(関数) [編集]
std::to_chars の戻り値の型
(クラス) [編集]
文字シーケンスを整数値または浮動小数点数値に変換する
(関数) [編集]
std::from_chars の戻り値の型
(クラス) [編集]
std::to_charsstd::from_chars のフォーマットを指定する
(列挙型) [編集]

[編集] テキストエンコーディング識別 (C++26以降)

ヘッダー <text_encoding> で定義
IANA文字セットレジストリにアクセスするためのインターフェースを記述する
(クラス) [編集]

[編集] 関連項目

C++ドキュメント文字列ライブラリ
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