std::range_format
From cppreference.com
| ヘッダー <format> で定義 |
||
| enum class range_format { disabled, |
(C++23から) | |
範囲のフォーマット方法を指定します。
[編集] 定数
| 名前 | 説明 |
disabled
|
範囲のデフォルトフォーマッタによる範囲のフォーマットを無効にします。 |
map
|
以下の形式で、基となるペアライク型に対し、変更されたブラケット「"{"」、「"}"」およびセパレータ「": "」でマップ表現として範囲をフォーマットすることを許可します。 { key-1 : value-1, ..., key-n : value-n } |
set
|
以下の形式で、変更されたブラケット「"{"」および「"}"」でセット表現として範囲をフォーマットすることを許可します。 { key-1, ..., key-n } |
シーケンス
|
デフォルトのブラケット「"["」、「"]"」およびセパレータ「", "」でシーケンス表現として範囲をフォーマットすることを許可します。以下の形式になります。 [ element-1, ..., element-n ] |
string
|
範囲を文字列としてフォーマットすることを許可します。 |
debug_string
|
範囲をエスケープされた文字列としてフォーマットすることを許可します。 |
[編集] 関連項目
| (C++20) |
与えられた型のフォーマット規則を定義する (クラステンプレート) |
| (C++23) |
範囲に適した std::range_format を選択する (変数テンプレート) |