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エラー番号

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<errno.h> で定義されている各マクロは、int 型で一意の正の値を持つ整数定数式に展開されます。以下の定数は ISO C によって定義されています。実装は、'E' の後に数字または大文字のアルファベットが続く場合、さらに多くの定数を定義することができます。

ヘッダー <errno.h> で定義
EDOM
数学的な引数が関数の定義域外です
(マクロ定数)
EILSEQ
(C95)
不正なバイトシーケンス
(マクロ定数)
ERANGE
結果が大きすぎます
(マクロ定数)

目次

[編集] 注記

さらに多くの errno 定数が POSIX によって定義されており、C++ 標準ライブラリも同様です。個々の実装では、たとえば Linux の errno(3) や、BSD および OS X の intro(2) のように、さらに多くの定数を定義することがあります。

[編集]

#include <errno.h>
#include <math.h>
#include <stdio.h>
#include <string.h>
 
int main(void)
{
    errno = 0;
    printf("log(-1.0) = %f\n", log(-1.0));
    printf("%s\n\n", strerror(errno));
 
    errno = 0;
    printf("log(0.0)  = %f\n", log(0.0));
    printf("%s\n", strerror(errno));
}

実行結果の例

log(-1.0) = nan
Numerical argument out of domain
 
log(0.0)  = -inf
Numerical result out of range

[編集] 参考文献

  • C23標準 (ISO/IEC 9899:2024)
  • 7.5/2 Errors <errno.h> (p: TBD)
  • C17標準 (ISO/IEC 9899:2018)
  • 7.5/2 Errors <errno.h> (p: TBD)
  • C11標準 (ISO/IEC 9899:2011)
  • 7.5/2 Errors <errno.h> (p: 205)
  • C99標準 (ISO/IEC 9899:1999)
  • 7.5/2 Errors <errno.h> (p: 186)
  • C89/C90標準 (ISO/IEC 9899:1990)
  • 4.1.3 Errors <errno.h>

[編集] 関連項目

POSIX互換のスレッドローカルなエラー番号変数に展開されるマクロ
(マクロ変数) [編集]
現在のエラーに対応する文字列をstderrに表示する
(関数) [編集]
与えられたエラーコードのテキスト版を返す
(関数) [編集]
C++ ドキュメント エラー番号 について
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