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std::text_encoding::environment

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static text_encoding environment();
(C++26以降)

実行環境の実装定義された文字エンコーディングスキームを参照する text_encoding オブジェクトを新しく構築します。実行時の実行環境とは、プログラムが実行される 環境 のことです。

実行環境における環境エンコーディングは、ロケール固有の 実行文字セット のエンコーディングとは異なります。言い換えれば、環境エンコーディングはロケールに依存しないままです。つまり、environment() によって返される値は、環境を変更できる関数(例:std::setlocale や POSIX 関数 setenv())の呼び出しによって影響を受けません。

この関数は、CHAR_BIT8 でない限り、削除されます。

目次

[編集] パラメータ

(なし)

[編集] 戻り値

環境文字エンコーディングの表現を保持するオブジェクト。

[編集] 注釈

環境エンコーディングは、std::locale().encoding() 経由でアクセス可能なグローバルなロケール関連エンコーディングとは異なる場合があります。

Windows プラットフォームでは、環境エンコーディングは GetACP() によって決定され、MIBenum 値にマッピングされます。

POSIX プラットフォームでは、環境エンコーディングは POSIX ロケール "" に関連付けられています。これは、プログラム起動時に環境ロケール ""グローバル C++ ロケール"C" に設定される前に設定されている場合、nl_langinfo_l() の値に対応するように実装される可能性があります。

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[編集] 関連項目

(C++26)
ロケールに関連付けられた文字エンコーディングスキームを返します。
(std::locale の public メンバ関数) [編集]
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