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std::experimental::filesystem::recursive_directory_iterator::operator++, increment

From cppreference.com
 
 
 
 
 
recursive_directory_iterator& operator++();
(filesystem TS)
recursive_directory_iterator& increment( error_code& ec );
(filesystem TS)

イテレータを次のエントリに進めます。

現在イテレート中のディレクトリにこれ以上エントリがない場合、イテレーションは親ディレクトリで再開されます。親ディレクトリにイテレート可能な兄弟エントリがない場合、このプロセスは繰り返されます。再帰的にイテレートされたディレクトリ階層の親に到達した場合(depth() == 0) で候補となるエントリがない場合)、*this は終端イテレータに設定されます。

それ以外の場合、*this がディレクトリを参照している場合、以下の条件が満たされれば、そのディレクトリがイテレートされます。

  • disable_recursion_pending() がこのインクリメントの前に呼び出されていないこと、すなわち recursion_pending() == true であること。
  • そのディレクトリがシンボリックリンクではないか、またはシンボリックリンクをたどることが有効になっていること、すなわち
!is_symlink(this->symlink_status()) ||
    (options() & directory_options::follow_directory_symlink) != 0)
.

[編集] パラメータ

エラーコード - エラー状態を格納するためのエラーコード

[編集] 戻り値

*this

[編集] 例外

1) エラーが発生した場合、filesystem_error。エラーコードは、失敗の原因となったエラーに対して適切なエラーコードに設定されます。
2)
noexcept 指定:  
noexcept
  
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