std::make_error_code(std::io_errc)

 

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basic_ios

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basic_ostream

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basic_ofstream

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basic_istringstream

basic_ostringstream

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basic_ispanstream (C++23)

basic_ospanstream (C++23)

basic_spanstream (C++23)

istrstream (C++98/26*)

ostrstream (C++98/26*)

strstream (C++98/26*)

同期出力

basic_osyncstream (C++20)

型

streamoff

streamsize

fpos

エラーカテゴリインターフェース

iostream_category (C++11)

io_errc (C++11)

 

std::io_errc

非メンバ関数

make_error_code(std::io_errc) (C++11)

make_error_condition(std::io_errc) (C++11)

ヘルパークラス

is_error_code_enum<std::io_errc> (C++11)

 

ヘッダ<ios>で定義
std::error_code make_error_code( std::io_errc e ) noexcept;		(C++11以降)

std::error_code オブジェクトを std::io_errc 型の値から構築します。あたかも return std::error_code(static_cast<int>(e), std::iostream_category()) のように動作します。

std::error_code のコンストラクタが std::io_errc 型の引数で呼び出される際に、この関数が使用されます。

パラメータ

e

-

エラーコード番号

戻り値

タイプ std::error_code の値。これは、エラーカテゴリ "iostream" に関連付けられた e からのエラーコード番号を保持します。

例

このコードを実行

#include <iostream>
#include <system_error>
 
int main()
{
    std::error_code ec = std::make_error_code(std::io_errc::stream);
 
    // This works because of the overloaded method
    //    and the is_error_code_enum specialization.
    ec = std::io_errc::stream;
 
    std::cout << "Error code from io_errc::stream has category "
              << ec.category().name() << '\n';
}

出力

Error code from io_errc::stream has category iostream

不具合報告

以下の動作変更を伴う欠陥報告が、以前に公開されたC++標準に遡って適用されました。

DR	適用対象	公開された動作	正しい動作
LWG 2087	C++11	make_error_code(io_errc) は noexcept として宣言されていませんでした。	noexcept として宣言された

関連項目

error_code (C++11)	プラットフォーム依存のエラーコードを保持する (クラス)
io_errc (C++11)	IOストリームのエラーコード (enum)
make_error_code(std::errc) (C++11)	errc enum eのエラーコード値を作成する (関数)
make_error_code(std::future_errc) (C++11)	futureエラーコードを構築します (関数)