名前空間
変種
操作

std::stacktrace_entry::source_file

From cppreference.com
 
 
 
 
std::string source_file() const;
(C++23から)

*this が表す式またはステートメントを字義的に含むソースファイルの名前、あるいは失敗時(メモリ確保の失敗以外、例えば *this が空の場合など)には空文字列を返します。

source_file は推定されるソースファイル名を返し、source_line は推定される行番号を返します。あるいは、source_file は実際のソースファイル名を返し、source_line は実際の行番号を返します。

目次

[編集] パラメータ

(なし)

[編集] 戻り値

成功時には前述のソースファイル名、メモリ確保の失敗以外の失敗時には空文字列を返します。

[編集] 例外

内部データ構造または結果の文字列のためのメモリが確保できない場合、std::bad_alloc をスローします。

[編集] 注記

推定されるソースファイル名は、プリプロセッサマクロ __FILE__ が展開される値であり、 #line ディレクティブによって変更される可能性があります。

この関数では、カスタムアロケータのサポートは提供されていません。これは、実装が通常、プラットフォーム固有の割り当て、システムコール、および多くの CPU 負荷の高い処理を必要とし、カスタムアロケータは、プラットフォーム固有の操作が割り当てよりも桁違いに時間がかかるため、この関数ではメリットを提供しないためです。

[編集]

[編集] 関連項目

このオブジェクトが表すファイル名を返す
(std::source_location の public メンバ関数) [編集]
English 日本語 中文(简体) 中文(繁體)