SIG_DFL、SIG_IGN

 

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プログラムの終了
abort exit quick_exit (C11) _Exit (C99)	atexit at_quick_exit (C11) EXIT_SUCCESSEXIT_FAILURE
到達不能な制御フロー
unreachable (C23)
環境との通信
getenvgetenv_s (C11)	system
メモリアライメントの問い合わせ
memalignment (C23)
シグナル
signal raise sig_atomic_t	SIG_DFLSIG_IGN SIG_ERR
シグナルの種類
SIGABRTSIGFPESIGILL	SIGINTSIGSEGVSIGTERM
非局所ジャンプ
setjmp	longjmp
型
jmp_buf

 

ヘッダ <signal.h> で定義
#define SIG_DFL /*実装定義*/
#define SIG_IGN /*実装定義*/

SIG_DFL および SIG_IGN マクロは、どの関数のアドレスとも等しくない整数式に展開されます。これらのマクロは、signal() 関数に対するシグナル処理戦略を定義します。

Constant	説明
SIG_DFL	デフォルトのシグナル処理
SIG_IGN	シグナルを無視する

例

このコードを実行

#include <signal.h>
#include <stdio.h>
 
int main(void)
{
    /* using the default signal handler */
    raise(SIGTERM);
    printf("Exit main()\n");   /* never reached */
}

出力

(none)

例

このコードを実行

#include <signal.h>
#include <stdio.h>
 
int main(void)
{
    /* ignoring the signal */
    signal(SIGTERM, SIG_IGN);
    raise(SIGTERM);
    printf("Exit main()\n");
}

出力

Exit main()

参考文献

• C17標準 (ISO/IEC 9899:2018)

• 7.14/3 シグナル処理 <signal.h> (p: 193)

• C11標準 (ISO/IEC 9899:2011)

• 7.14/3 Signal handling <signal.h> (p: 265)

• C99標準 (ISO/IEC 9899:1999)

• 7.14/3 Signal handling <signal.h> (p: 246)

• C89/C90標準 (ISO/IEC 9899:1990)

• 4.7 シグナル処理 <signal.h>

関連項目

C++ ドキュメント SIG_DFL, SIG_IGN について