std::gcd
From cppreference.com
| ヘッダー <numeric> で定義 |
||
| template< class M, class N > constexpr std::common_type_t<M, N> gcd( M m, N n ); |
(C++17以降) | |
整数 m と n の最大公約数を計算します。
M または N のいずれかが整数型でない場合、あるいは（おそらく cv 修飾された）bool である場合、プログラムは不正な形式です。
|m| または |n| のいずれかが std::common_type_t<M, N> 型の値として表現できない場合、動作は未定義です。
目次 |
[編集] パラメーター
| m, n | - | 整数値 |
[編集] 戻り値
m と n の両方がゼロの場合、ゼロを返します。そうでない場合、|m| と |n| の最大公約数を返します。
[編集] 例外
例外を投げません。
[編集] 注釈
| 機能テストマクロ | 値 | 規格 | 機能 |
|---|---|---|---|
__cpp_lib_gcd_lcm |
201606L |
(C++17) | std::gcd, std::lcm |
[編集] 例
このコードを実行
#include <numeric> int main() { constexpr int p{2 * 2 * 3}; constexpr int q{2 * 3 * 3}; static_assert(2 * 3 == std::gcd(p, q)); static_assert(std::gcd( 6, 10) == 2); static_assert(std::gcd( 6, -10) == 2); static_assert(std::gcd(-6, -10) == 2); static_assert(std::gcd( 24, 0) == 24); static_assert(std::gcd(-24, 0) == 24); }
[編集] 関連項目
| (C++17) |
2つの整数の最小公倍数を計算する (関数テンプレート) |
