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ヌル終端バイト文字列

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ヌル終端バイト文字列 (null-terminated byte string, NTBS) とは、0ではないバイトのシーケンスの後に値0のバイト(終端ヌル文字)が続くものです。バイト文字列の各バイトは、何らかの文字セットの1文字をエンコードします。例えば、文字配列 {'\x63','\x61','\x74','\0'} は、ASCII エンコーディングで文字列 "cat" を保持する NTBS です。

目次

[編集] 関数

文字の分類
ヘッダ <ctype.h> で定義
文字が英数字か調べる
(関数) [編集]
文字がアルファベットか調べる
(関数) [編集]
文字が小文字か調べる
(関数) [編集]
文字が大文字か調べる
(関数) [編集]
文字が数字か調べる
(関数) [編集]
文字が16進数文字か調べる
(関数) [編集]
文字が制御文字か調べる
(関数) [編集]
文字が表示可能文字か調べる
(関数) [編集]
文字が空白文字か調べる
(関数) [編集]
文字がブランク文字か調べる
(関数) [編集]
文字が印刷可能文字か調べる
(関数) [編集]
文字が句読点文字か調べる
(関数) [編集]
文字操作
文字を小文字に変換する
(関数) [編集]
文字を大文字に変換する
(関数) [編集]

注: to または is で始まり、その後に小文字が続く名前の追加関数が、将来的にヘッダ <ctype.h> に追加される可能性があるため、そのヘッダをインクルードするプログラムでは定義すべきではありません。

ASCII値 文字

iscntrl
iswcntrl

isprint
iswprint

isspace
iswspace

isblank
iswblank

isgraph
iswgraph

ispunct
iswpunct

isalnum
iswalnum

isalpha
iswalpha

isupper
iswupper

islower
iswlower

isdigit
iswdigit

isxdigit
iswxdigit

10進数 16進数 8進数
0–8 \x0\x8 \0\10 制御コード (NUL など) ≠0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
9 \x9 \11 タブ (\t) ≠0 0 ≠0 ≠0 0 0 0 0 0 0 0 0
10–13 \xA\xD \12\15 空白 (\n, \v, \f, \r) ≠0 0 ≠0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
14–31 \xE\x1F \16\37 制御コード ≠0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
32 \x20 \40 スペース 0 ≠0 ≠0 ≠0 0 0 0 0 0 0 0 0
33–47 \x21\x2F \41\57 !"#$%&'()*+,-./ 0 ≠0 0 0 ≠0 ≠0 0 0 0 0 0 0
48–57 \x30\x39 \60\71 0123456789 0 ≠0 0 0 ≠0 0 ≠0 0 0 0 ≠0 ≠0
58–64 \x3A\x40 \72\100 :;<=>?@ 0 ≠0 0 0 ≠0 ≠0 0 0 0 0 0 0
65–70 \x41\x46 \101\106 ABCDEF 0 ≠0 0 0 ≠0 0 ≠0 ≠0 ≠0 0 0 ≠0
71–90 \x47\x5A \107\132 GHIJKLMNOP
QRSTUVWXYZ
0 ≠0 0 0 ≠0 0 ≠0 ≠0 ≠0 0 0 0
91–96 \x5B\x60 \133\140 [\]^_` 0 ≠0 0 0 ≠0 ≠0 0 0 0 0 0 0
97–102 \x61\x66 \141\146 abcdef 0 ≠0 0 0 ≠0 0 ≠0 ≠0 0 ≠0 0 ≠0
103–122 \x67\x7A \147\172 ghijklmnop
qrstuvwxyz
0 ≠0 0 0 ≠0 0 ≠0 ≠0 0 ≠0 0 0
123–126 \x7B\x7E \173\176 {|}~ 0 ≠0 0 0 ≠0 ≠0 0 0 0 0 0 0
127 \x7F \177 バックスペース文字 (DEL) ≠0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
数値フォーマットとの変換
ヘッダー <stdlib.h> で定義
バイト文字列を浮動小数点値に変換する
(関数) [編集]
バイト文字列を整数値に変換する
(関数) [編集]
バイト文字列を整数値に変換する
(関数) [編集]
バイト文字列を符号なし整数値に変換する
(関数) [編集]
バイト文字列を浮動小数点値に変換する
(関数) [編集]
浮動小数点値をバイト文字列に変換する
(関数) [編集]
ヘッダ <inttypes.h> で定義
バイト文字列を intmax_t または uintmax_t に変換する
(関数) [編集]
文字列操作
ヘッダー <string.h> で定義
ある文字列を別の文字列にコピーする
(関数) [編集]
ある文字列から別の文字列に指定された文字数をコピーする
(関数) [編集]
2つの文字列を連結する
(関数) [編集]
2つの文字列の指定された文字数を連結する
(関数) [編集]
strcmp が strcoll と同じ結果になるように文字列を変換する
(関数) [編集]
(C23)
文字列のコピーを割り当てる
(関数) [編集]
指定されたサイズの文字列のコピーを割り当てる
(関数) [編集]
文字列検査
ヘッダー <string.h> で定義
与えられた文字列の長さを返す
(関数) [編集]
2つの文字列を比較する
(関数) [編集]
2つの文字列の指定された数の文字を比較する
(関数) [編集]
現在のロケールに従って2つの文字列を比較する
(関数) [編集]
最初に出現する文字を見つける
(関数) [編集]
最後に出現する文字を見つける
(関数) [編集]
以下から成る最大の初期セグメントの長さを返す
別のバイト文字列に含まれる文字のみ
(関数) [編集]
以下から成る最大の初期セグメントの長さを返す
別のバイト文字列に含まれない文字のみ
(関数) [編集]
ある文字列に含まれる任意の文字が、別の文字列で最初に出現する位置を見つける
(関数) [編集]
部分文字列が最初に出現する箇所を見つける
(関数) [編集]
バイト文字列内の次のトークンを見つける
(関数) [編集]
文字配列操作
ヘッダー <string.h> で定義
配列から文字が最初に出現する箇所を検索する
(関数) [編集]
2つのバッファを比較する
(関数) [編集]
バッファを文字で埋める
(関数) [編集]
あるバッファを別のバッファにコピーする
(関数) [編集]
あるバッファを別のバッファに移動する
(関数) [編集]
指定された区切り文字で停止しながら、あるバッファを別のバッファにコピーする
(関数) [編集]
その他
ヘッダー <string.h> で定義
与えられたエラーコードのテキスト版を返す
(関数) [編集]

[編集] 参照

拡張コンテンツ
  • C23標準 (ISO/IEC 9899:2024)
  • 7.4 文字操作 <ctype.h> (p: TBD)
  • 7.8 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: TBD)
  • 7.22 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: TBD)
  • 7.24 文字列操作 <string.h> (p: TBD)
  • 7.31.2 文字操作 <ctype.h> (p: TBD)
  • 7.31.5 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: TBD)
  • 7.31.12 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: TBD)
  • 7.31.13 文字列操作 <string.h> (p: TBD)
  • K.3.6 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: TBD)
  • K.3.7 文字列操作 <string.h> (p: TBD)
  • C17標準 (ISO/IEC 9899:2018)
  • 7.4 文字操作 <ctype.h> (p: TBD)
  • 7.8 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: TBD)
  • 7.22 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: TBD)
  • 7.24 文字列操作 <string.h> (p: TBD)
  • 7.31.2 文字操作 <ctype.h> (p: TBD)
  • 7.31.5 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: TBD)
  • 7.31.12 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: TBD)
  • 7.31.13 文字列操作 <string.h> (p: TBD)
  • K.3.6 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: TBD)
  • K.3.7 文字列操作 <string.h> (p: TBD)
  • C11標準 (ISO/IEC 9899:2011)
  • 7.4 文字操作 <ctype.h> (p: 200-204)
  • 7.8 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: 217-220)
  • 7.22 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: 340-360)
  • 7.24 文字列操作 <string.h> (p: 362-372)
  • 7.31.2 文字操作 <ctype.h> (p: 455)
  • 7.31.5 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: 455)
  • 7.31.12 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: 456)
  • 7.31.13 文字列操作 <string.h> (p: 456)
  • K.3.6 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: 604-613)
  • K.3.7 文字列操作 <string.h> (p: 614-623)
  • C99標準 (ISO/IEC 9899:1999)
  • 7.4 文字操作 <ctype.h> (p: 181-185)
  • 7.8 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: 198-201)
  • 7.20 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: 306-324)
  • 7.21 文字列操作 <string.h> (p: 325-334)
  • 7.26.2 文字操作 <ctype.h> (p: 401)
  • 7.26.4 整数型のフォーマット変換 <inttypes.h> (p: 401)
  • 7.26.10 一般ユーティリティ <stdlib.h> (p: 402)
  • 7.26.11 文字列操作 <string.h> (p: 402)
  • C89/C90標準 (ISO/IEC 9899:1990)
  • 4.3 文字操作 <ctype.h>
  • 4.10 一般ユーティリティ <stdlib.h>
  • 4.11 文字列操作 <string.h>
  • 4.13.2 文字操作 <ctype.h>
  • 4.13.7 一般ユーティリティ <stdlib.h>
  • 4.13.8 文字列操作 <string.h>

[編集] 関連項目

C++ ドキュメントヌル終端バイト文字列
English 日本語 中文(简体) 中文(繁體)