std::future_errc
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| ヘッダ <future> で定義 |
||
| enum class future_errc { broken_promise = /* 実装依存 */, |
(C++11以降) | |
スコープ付き列挙型std::future_errcは、std::futureおよび関連クラスによってstd::future_error例外オブジェクト内で報告されるエラーコードを定義します。4つのエラーコードのみが必須ですが、実装では追加のエラーコードを定義することも可能です。std::is_error_code_enumの適切な特殊化が提供されているため、std::future_errc型の値はstd::error_codeに暗黙的に変換可能です。
すべてエラーコードは一意でゼロではありません。
目次 |
[編集] メンバ定数
| 名前 | 説明 |
broken_promise
|
非同期タスクが共有状態を破棄しました |
future_already_retrieved
|
std::futureを通じて共有状態の内容に既にアクセスされました |
promise_already_satisfied
|
共有状態に値を2度格納しようとしました |
no_state
|
関連する共有状態なしにstd::promiseまたはstd::futureにアクセスしようとしました |
[編集] 非メンバ関数
| futureエラーコードを構築します (関数) | |
futureのerror_conditionを構築します(関数) |
[編集] ヘルパークラス
| 型特性std::is_error_code_enumを拡張して、futureエラーコードを識別します (クラステンプレート) |
[編集] 例
| このセクションは未完成です 理由: 例がありません |
[編集] 修正報告
以下の動作変更を伴う欠陥報告が、以前に公開されたC++標準に遡って適用されました。
| DR | 適用対象 | 公開された動作 | 正しい動作 |
|---|---|---|---|
| LWG 2056 | C++11 | broken_promiseは、慣習的に「エラーなし」を意味するゼロに指定されていました |
ゼロ以外に指定されました |
[編集] 関連項目
| (C++11) |
プラットフォーム依存のエラーコードを保持する (クラス) |
| (C++11) |
ポータブルなエラーコードを保持する (クラス) |