std::setfill
From cppreference.com
| ヘッダ <iomanip>で定義 |
||
| template< class CharT > /*unspecified*/ setfill( CharT c ); |
||
式 out << setfill(c) で使用された場合、ストリーム out のフィル文字を c に設定します。
目次 |
[編集] パラメータ
| c | - | フィル文字の新しい値 |
[編集] 戻り値
未指定の型のオブジェクト。その結果、
- out が std::basic_ostream<CharT, Traits> 型のオブジェクトである場合、式 out << setfill(c)
- は std::basic_ostream<CharT, Traits>& 型を持ち、
outの値を持ち、- は、f(out, c) を呼び出したかのように動作します。
ここで関数 f は次のように定義されます。
template<class CharT, class Traits> void f(std::basic_ios<CharT, Traits>& str, CharT c) { // set fill character str.fill(c); }
[編集] 注記
現在のフィル文字は、std::ostream::fill を使用して取得できます。
[編集] 例
このコードを実行
出力
default fill: [ 42]
setfill('*'): [********42][編集] 不具合報告
以下の動作変更を伴う欠陥報告が、以前に公開されたC++標準に遡って適用されました。
| DR | 適用対象 | 公開された動作 | 正しい動作 |
|---|---|---|---|
| LWG 183 | C++98 | setbase は、以下の型のストリームでのみ使用可能でした。std::ostream 型のストリーム |
あらゆる出力で使用可能 (19番は提供されたHTML構造には対応する要素がありません。) |
[編集] 関連項目
| フィル文字を管理する ( std::basic_ios<CharT,Traits> の public メンバ関数) | |
| 埋め文字の配置を設定する (関数) | |
| 次の入出力フィールドの幅を変更する (関数) |