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std::setfill

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(C++14)
 
ヘッダ<iomanip>で定義
template< class CharT >
/*unspecified*/ setfill( CharT c );

out << setfill(c) で使用された場合、ストリーム out のフィル文字を c に設定します。

目次

[編集] パラメータ

c - フィル文字の新しい値

[編集] 戻り値

未指定の型のオブジェクト。その結果、

  • outstd::basic_ostream<CharT, Traits> 型のオブジェクトである場合、式 out << setfill(c)
    • std::basic_ostream<CharT, Traits>& 型を持ち、
    • out の値を持ち、
    • は、f(out, c) を呼び出したかのように動作します。

ここで関数 f は次のように定義されます。

template<class CharT, class Traits>
void f(std::basic_ios<CharT, Traits>& str, CharT c)
{
    // set fill character
    str.fill(c);
}

[編集] 注記

現在のフィル文字は、std::ostream::fill を使用して取得できます。

[編集]

#include <iomanip>
#include <iostream>
 
int main()
{
    std::cout << "default fill: [" << std::setw(10) << 42 << "]\n"
              << "setfill('*'): [" << std::setfill('*')
                                   << std::setw(10) << 42 << "]\n";
}

出力

default fill: [        42]
setfill('*'): [********42]

[編集] 不具合報告

以下の動作変更を伴う欠陥報告が、以前に公開されたC++標準に遡って適用されました。

DR 適用対象 公開された動作 正しい動作
LWG 183 C++98 setbase は、以下の型のストリームでのみ使用可能でした。
std::ostream 型のストリーム
あらゆる出力で使用可能
(19番は提供されたHTML構造には対応する要素がありません。)

[編集] 関連項目

フィル文字を管理する
(std::basic_ios<CharT,Traits> の public メンバ関数) [編集]
埋め文字の配置を設定する
(関数) [編集]
次の入出力フィールドの幅を変更する
(関数) [編集]
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