std::allocator<T>::destroy
From cppreference.com
| ヘッダ <memory> で定義 |
||
| void destroy( pointer p ); |
(1) | (C++11まで) |
| template< class U > void destroy( U* p ); |
(2) | (C++11以降) (C++17で非推奨) (C++20で削除) |
p が指すオブジェクトのデストラクタを呼び出します。
1) p->~T() を呼び出します。
2) p->~U() を呼び出します。
目次 |
[編集] パラメータ
| p | - | 破棄されるオブジェクトへのポインタ |
[編集] 戻り値
(なし)
[編集] 不具合報告
以下の動作変更を伴う欠陥報告が、以前に公開されたC++標準に遡って適用されました。
| DR | 適用対象 | 公開された動作 | 正しい動作 |
|---|---|---|---|
| LWG 400 | C++98 | p は p の型である T* にキャストされていました。 |
冗長なキャストを削除しました。 |
[編集] 関連項目
| [static] |
割り当てられたストレージに格納されたオブジェクトを破棄する (関数テンプレート) |