std::make_signed

ヘッダ `<type_traits>` で定義
template< class T > struct make_signed;		(C++11以降)

Tが（boolを除く）整数型または列挙型の場合、メンバー型エイリアスtypeを提供します。これは、同じcv修飾子を持つTに対応する符号付き整数型です。

Tが符号付きまたは符号なしのchar、short、int、long、long longの場合、このリストからTに対応する符号付き型が提供されます。

Tが列挙型またはchar、wchar_t、char8_t(C++20以降)、char16_t、char32_tの場合、Tと同じsizeofを持つ、最小のランクの符号付き整数型が提供されます。

それ以外の場合、動作は未定義です。	(C++20まで)
それ以外の場合、プログラムは不適格となります。	(C++20以降)

プログラムがstd::make_signedの特殊化を追加した場合、動作は未定義です。

#include <type_traits>
 
enum struct E : unsigned short {};
 
int main()
{
    using char_type = std::make_signed_t<unsigned char>;
    using int_type  = std::make_signed_t<unsigned int>;
    using long_type = std::make_signed_t<volatile unsigned long>;
    using enum_type = std::make_signed_t<E>;
 
    static_assert(
        std::is_same_v<char_type, signed char> and
        std::is_same_v<int_type, signed int> and
        std::is_same_v<long_type, volatile signed long> and
        std::is_same_v<enum_type, signed short>
    );
}

[編集] 関連項目

is_signed (C++11)	型が符号付き算術型であるかをチェックする (クラステンプレート) [編集]
is_unsigned (C++11)	型が符号なし算術型であるかをチェックする (クラステンプレート) [編集]
make_unsigned (C++11)	与えられた整数型に対応する符号付き型を取得する (クラステンプレート) [編集]

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シンボルインデックス
外部ライブラリ

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名前空間

変種

表示

操作

std::make_signed

目次

[編集] メンバー型

[編集] ヘルパー型

[編集] 例

[編集] 関連項目

ナビゲーション

ツールボックス

template< class T > using make_signed_t = typename make_signed<T>::type;		(C++14以降)

名前	定義
`type`	`T`に対応する符号付き整数型