std::chrono::get_tzdb_list, std::chrono::get_tzdb, std::chrono::remote_version, std::chrono::reload_tzdb

 

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タイムゾーン tzdb (C++20) tzdb_list (C++20) get_tzdbget_tzdb_listreload_tzdbremote_version (C++20)(C++20)(C++20)(C++20) sys_info (C++20) local_info (C++20) nonexistent_local_time (C++20) ambiguous_local_time (C++20) locate_zone (C++20) current_zone (C++20) time_zone (C++20) choose (C++20) zoned_traits (C++20) zoned_time (C++20) time_zone_link (C++20) leap_second (C++20) leap_second_info (C++20) get_leap_second_info (C++20) C スタイルの日付と時刻

 

std::chrono::tzdb_list& get_tzdb_list();	(1)	(C++20以降)
const std::chrono::tzdb& get_tzdb();	(2)	(C++20以降)
std::string remote_version();	(3)	(C++20以降)
const std::chrono::tzdb& reload_tzdb();	(4)	(C++20以降)

これらの関数は、プログラム全体で使用されるタイムゾーンデータベースへのアクセスを提供します。

1) グローバルな std::chrono::tzdb_list シングルトンへの参照を返します。データベースへの最初のアクセスである場合、データベースを初期化します。初期化後、データベースは単一の初期化された std::chrono::tzdb オブジェクトを保持します。この関数はスレッドセーフです。複数のスレッドからこの関数に同時に呼び出しがあっても、データ競合は発生しません。

2) tzdb_list シングルトンが保持する最初の std::chrono::tzdb オブジェクトへの参照を返します。std::chrono::get_tzdb_list().front() と等価です。

3) 最新のリモートデータベースのバージョンを含む文字列を返します。

4) remote_version() != get_tzdb().version の場合、get_tzdb_list() が参照する tzdb_list シングルトンに、リモートデータベースを表す新しい tzdb オブジェクトを先頭に追加します。それ以外の場合は何も効果はありません。参照、ポインタ、イテレータは無効になりません。この関数を get_tzdb_list().front() または get_tzdb_list().erase_after() と同時に呼び出しても、データ競合は発生しません。

[編集] 例外

1) 1つ以上の有効な tzdb を含む tzdb_list への参照を何らかの理由で返せない場合、std::runtime_error。

[編集] 戻り値

1) グローバルな std::chrono::tzdb_list シングルトンへの参照。

2) std::chrono::get_tzdb_list().front()。

3) 最新のリモートデータベースのバージョンを含む文字列。

4) std::chrono::get_tzdb_list().front() （この関数による更新後）。