fmin, fminf, fminl
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| ヘッダー <math.h> で定義 |
||
| float fminf( float x, float y ); |
(1) | (C99以降) |
| double fmin( double x, double y ); |
(2) | (C99以降) |
| long double fminl( long double x, long double y ); |
(3) | (C99以降) |
| ヘッダー <tgmath.h> で定義 |
||
| #define fmin( x, y ) |
(4) | (C99以降) |
1-3) 2つの浮動小数点引数のうち小さい方を返します。NaNは欠損データとして扱われます(NaNと数値値の間では、数値値が選択されます)。
4) 型汎用マクロ:引数のいずれかがlong double型の場合、
fminlが呼び出されます。それ以外の場合、引数のいずれかが整数型またはdouble型の場合、fminが呼び出されます。それ以外の場合は、fminfが呼び出されます。目次 |
[編集] パラメータ
| x, y | - | 浮動小数点値 |
[編集] 戻り値
成功した場合、2つの浮動小数点値のうち小さい方を返します。返される値は正確であり、丸めモードには依存しません。
[編集] エラー処理
この関数は、math_errhandlingで指定されたエラー条件のいずれにも影響されません。
実装がIEEE浮動小数点算術 (IEC 60559) をサポートしている場合、
- 2つの引数のいずれかがNaNの場合、もう一方の引数の値が返されます。
- 両方の引数がNaNの場合のみ、NaNが返されます。
[編集] 注記
この関数はゼロの符号に敏感である必要はありませんが、一部の実装では、一方の引数が+0で他方が-0の場合、-0が返されることが強制されます。
[編集] 例
このコードを実行
実行結果の例
fmin(2,1) = 1.000000 fmin(-Inf,0) = -inf fmin(NaN,-1) = -1.000000
[編集] 参照
- C23標準 (ISO/IEC 9899:2024)
- 7.12.12.3 The fmin functions (p: TBD)
- 7.25 Type-generic math <tgmath.h> (p: TBD)
- F.10.9.3 The fmin functions (p: TBD)
- C17標準 (ISO/IEC 9899:2018)
- 7.12.12.3 The fmin functions (p: TBD)
- 7.25 Type-generic math <tgmath.h> (p: TBD)
- F.10.9.3 The fmin functions (p: TBD)
- C11標準 (ISO/IEC 9899:2011)
- 7.12.12.3 The fmin functions (p: 258)
- 7.25 型総称数学関数 <tgmath.h> (p: 373-375)
- F.10.9.3 The fmin functions (p: 530)
- C99標準 (ISO/IEC 9899:1999)
- 7.12.12.3 The fmin functions (p: 239)
- 7.22 型総称数学関数 <tgmath.h> (p: 335-337)
- F.9.9.3 The fmin functions (p: 466)
[編集] 関連項目
| (C99) |
最初の浮動小数点数引数が2番目より小さいかチェックする (関数マクロ) |
| (C99)(C99)(C99) |
2つの浮動小数点値のうち大きい方を決定する (関数) |
| C++ ドキュメント (fmin)
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