floor, floorf, floorl
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| ヘッダー <math.h> で定義 |
||
| float floorf( float arg ); |
(1) | (C99以降) |
| double floor( double arg ); |
(2) | |
| long double floorl( long double arg ); |
(3) | (C99以降) |
| ヘッダー <tgmath.h> で定義 |
||
| #define floor( arg ) |
(4) | (C99以降) |
1-3) arg を超えない最大の整数値を計算します。
4) 型汎用マクロ: arg の型が long double の場合、
floorl が呼び出されます。それ以外の場合で、arg の型が整数型または double の場合、floor が呼び出されます。それ以外の場合は、floorf が呼び出されます。目次 |
[編集] パラメータ
| arg | - | floating-point value |
[編集] 戻り値
エラーが発生しなかった場合、arg を超えない最大の整数値、すなわち ⌊arg⌋ が返されます。
戻り値
引数
[編集] エラー処理
エラーは math_errhandling で指定されたとおりに報告されます。
実装が IEEE 浮動小数点演算 (IEC 60559) をサポートしている場合
- 現在の丸めモードは影響しません。
- arg が ±∞ の場合、変更されずに返されます。
- arg が ±0 の場合、変更されずに返されます。
- arg が NaN の場合、NaN が返されます。
[編集] 注意
FE_INEXACT は、非整数有限値の丸め時に（必須ではありませんが）発生する可能性があります。
表現可能な最大の浮動小数点値は、すべての標準浮動小数点フォーマットで正確な整数であるため、この関数自体でオーバーフローすることはありません。ただし、結果を整数変数に格納する際には、整数型（intmax_t を含む）のオーバーフローが発生する可能性があります。
[編集] 例
このコードを実行
実行結果の例
floor(+2.7) = +2.0 floor(-2.7) = -3.0 floor(-0.0) = -0.0 floor(-Inf) = -inf
[編集] 参考文献
- C23標準 (ISO/IEC 9899:2024)
- 7.12.9.2 The floor functions (p: TBD)
- 7.25 Type-generic math <tgmath.h> (p: TBD)
- F.10.6.2 The floor functions (p: TBD)
- C17標準 (ISO/IEC 9899:2018)
- 7.12.9.2 The floor functions (p: TBD)
- 7.25 Type-generic math <tgmath.h> (p: TBD)
- F.10.6.2 The floor functions (p: TBD)
- C11標準 (ISO/IEC 9899:2011)
- 7.12.9.2 The floor functions (p: 251)
- 7.25 型総称数学関数 <tgmath.h> (p: 373-375)
- F.10.6.2 The floor functions (p: 526)
- C99標準 (ISO/IEC 9899:1999)
- 7.12.9.2 The floor functions (p: 232)
- 7.22 型総称数学関数 <tgmath.h> (p: 335-337)
- F.9.6.2 The floor functions (p: 463)
- C89/C90標準 (ISO/IEC 9899:1990)
- 4.5.6.3 The floor function
[編集] 関連項目
| (C99)(C99) |
与えられた値以上の最小の整数を計算する (関数) |
| (C99)(C99)(C99) |
与えられた値の絶対値より大きくない最も近い整数に丸める (関数) |
| (C99)(C99)(C99)(C99)(C99)(C99)(C99)(C99)(C99) |
中間の場合はゼロから離れるように最も近い整数に丸める (関数) |
| C++ ドキュメント floor
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