std::log10, std::log10f, std::log10l

ヘッダー `<cmath>` で定義
	(1)
float log10 ( float num ); double log10 ( double num ); long double log10 ( long double num );			(C++23まで)
/浮動小数点数型/ log10 ( /浮動小数点型/ num );			(C++23から) (C++26 以降 constexpr)
float log10f( float num );		(2)	(C++11以降) (C++26 以降 constexpr)
long double log10l( long double num );		(3)	(C++11以降) (C++26 以降 constexpr)
SIMDオーバーロード (C++26以降)
ヘッダー `<simd>` で定義
template< /math-floating-point/ V > constexpr /deduced-simd-t/<V> log10 ( const V& v_num );		(S)	(C++26以降)
追加のオーバーロード (C++11以降)
ヘッダー `<cmath>` で定義
template< class Integer > double log10 ( Integer num );		(A)	(C++26 以降 constexpr)

1-3) num の常用対数（底が

10

の対数）を計算します。ライブラリは、パラメータの型として、すべての cv 修飾されていない浮動小数点型に対する std::log10 のオーバーロードを提供します。(since C++23)

S) SIMD オーバーロードは、v_num に対して要素ごとの std::log10 を実行します。

(定義については、math-floating-point および deduced-simd-t を参照してください。)

(C++26以降)

A) すべての整数型に対する追加のオーバーロードが提供されます。これらは double として扱われます。

(C++11以降)

#include <cerrno>
#include <cfenv>
#include <cmath>
#include <cstring>
#include <iostream>
// #pragma STDC FENV_ACCESS ON
 
int main()
{
    std::cout << "log10(1000) = " << std::log10(1000) << '\n'
              << "log10(0.001) = " << std::log10(0.001) << '\n'
              << "base-5 logarithm of 125 = "
              << std::log10(125) / std::log10(5) << '\n';
 
    // special values
    std::cout << "log10(1) = " << std::log10(1) << '\n'
              << "log10(+Inf) = " << std::log10(INFINITY) << '\n';
 
    // error handling
    errno = 0;
    std::feclearexcept(FE_ALL_EXCEPT);
 
    std::cout << "log10(0) = " << std::log10(0) << '\n';
 
    if (errno == ERANGE)
        std::cout << "    errno == ERANGE: " << std::strerror(errno) << '\n';
    if (std::fetestexcept(FE_DIVBYZERO))
        std::cout << "    FE_DIVBYZERO raised\n";
}

実行結果の例

log10(1000) = 3
log10(0.001) = -3
base-5 logarithm of 125 = 3
log10(1) = 0
log10(+Inf) = inf
log10(0) = -inf
    errno == ERANGE: Numerical result out of range
    FE_DIVBYZERO raised

[編集] See also

loglogflogl (C++11)(C++11)	自然対数 ( $e$ を底とする) を計算する (${\small\ln{x}}$ $ln(x)$ ) (関数) [編集]
log2log2flog2l (C++11)(C++11)(C++11)	与えられた数値の $2$ を底とする対数 (${\small\log_{2}{x}}$ $log 2 (x)$ ) (関数) [編集]
log1plog1pflog1pl (C++11)(C++11)(C++11)	与えられた数値に $1$ を足した値の自然対数 ( $e$ を底とする) (${\small\ln{(1+x)}}$ $ln(1+x)$ ) (関数) [編集]
log10(std::complex)	複素数の常用対数、分枝切断は負の実軸に沿う (関数テンプレート) [編集]
log10(std::valarray)	valarray の各要素に std::log10 関数を適用します。 (function template) [編集]
C documentation for log10

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外部ライブラリ

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名前空間

変種

表示

操作

std::log10, std::log10f, std::log10l

目次

[編集] Parameters

[編集] Return value

[編集] Error handling

[編集] Notes

[編集] Example

[編集] See also

ナビゲーション

ツールボックス

loglogflogl (C++11)(C++11)	自然対数 ( $e$ を底とする) を計算する (\({\small\ln{x}}\) $ln(x)$ ) (関数) [編集]
log2log2flog2l (C++11)(C++11)(C++11)	与えられた数値の $2$ を底とする対数 (\({\small\log_{2}{x}}\) $log 2 (x)$ ) (関数) [編集]
log1plog1pflog1pl (C++11)(C++11)(C++11)	与えられた数値に $1$ を足した値の自然対数 ( $e$ を底とする) (\({\small\ln{(1+x)}}\) $ln(1+x)$ ) (関数) [編集]
log10(std::complex)	複素数の常用対数、分枝切断は負の実軸に沿う (関数テンプレート) [編集]
log10(std::valarray)	valarray の各要素に std::log10 関数を適用します。 (function template) [編集]
C documentation for log10